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​体調の変化と

注意点

足をもみ始めたときに起こり得る、いろいろな体調の変化をご紹介します。

体調が変化する原因はいろいろとありますが(例:身体の冷えがとれたから、正常な免疫の反応だから……等々)いずれも一時的なもので副作用ではありません。

■体調の変化や反応について


以下の反応は人によって症状も度合いもさまざまです。また、1年後に表れる人もいらっしゃいます。
もし変調が続き、気になる場合には遠慮なくご相談ください。
 

1、一時的に尿の色が濃くなったり、臭いが強くなったりする
 
身体の末端などにたまっていた「老廃物(薬の成分等も含む)」が、足をもむことによって動き出し、まとまって尿として排泄されることがあります。人によってはトイレの回数が増えることもあり、これらはとても良い反応のひとつです。

 
2、眠くなる、あくびがでる、だるくなる、口が乾く、喉が渇く
 
血液循環が良くなることで代謝が促進され、その結果体温が上がって汗が出るために起こります。もみ終わったら必ずお白湯を飲みましょう
。眠れるのであれば、眠った方が良いです。

 
3、反射区の痛みが強くなる、または敏感になる
 
むくみがとれて反射区に力が入りやすくなったため、押したときに痛みを強く感じるようになります。

また、長期間に渡る薬の服用等で極端に老廃物が多く、神経の伝達が悪くなっていたところ、足をもむことで神経の働きが正常化し、敏感になることもあります。

足もみは「痛ければ良い」というものではありません。痛くないから健康!という判断も安易にはできないのです。

 
4、足首が腫れる
 
リンパの流れが悪かったりむくみがあったりするため、老廃物が大きい関節を乗り越えられずに起こります。足をもむときは、足首の周りやひざの裏もしっかりほぐし、老廃物の流れを良くしておきましょう。

 
5、足の静脈が浮き上がる
 
血液循環が促進され、血流が増えたために起こります。

 
6、微熱が出る
 
血液中に流れ出した老廃物を、免疫体が外からの異物とみなすために起こる反応です。

 
7、かゆみが出る
 
老廃物が動き出すために起こります。足以外にかゆみが起きることがあります。

 
8、しびれ
 
急に血液の流れが良くなったため(正座から開放された時と同じ)、手にしびれが起こることもあります。

 
9、青あざ(皮下出血) 
 
血行が悪い人は毛細血管の細胞がもろくなっています。

青あざは毛細血管がやぶれている状態ですが、再生能力があるため、いったん老廃物を取り去ってしまえば、次に強い血管が再生されます。
気になるときは40~41度の塩湯につけましょう。また、青あざの上から無理に揉まなくても大丈夫です。

 
10、症状が一時的に悪化する
  
長期間に渡る治療が原因で、今まで停滞していた老廃物(薬品も含む)が体内から出ようとしているために起きる反応です。
 
一時的に痛みが増すこともあります。
例:アトピー、腰痛、尿酸、ガン(一時的に大きくなる)、熱が上がる。
 
11、便意・おなら・空腹感が出る

 
 

 

~注意点~


1、食後1時間は避ける

食後は消化器官に血液が集まり、消化活動を促しています。このときに足をもんでしまうと、消化のために集まっている血液が全身をめぐってしまい、その結果、消化不良を起こすことにもなります。


 

2、妊娠、生理中、手術後、怪我をしているときは避ける

血液の循環が良くなることで、子宮の収縮や異常出血につながることがあります。


3、足をもんだ後は白湯を飲みましょう

足をもむと、血液の循環が良くなります。

血液中の老廃物を速やかに尿として排出するため、水分補給をしましょう。64すべての反射区をしっかりともんだときは、30分以内に500ccのお白湯を飲むことが理想です。飲みづらい人は複数回に分けても大丈夫です。※腎臓に疾患がある人は医師に相談してください


4、骨の部分は強く押さないようにしましょう

骨やその周りを強く圧迫すると内出血や腫れ、炎症(骨膜炎)の原因となります。1か所を強く押しすぎることも避けましょう。長くこすりすぎているのと同じ状態になります。骨ばっている人、痩せている人はご注意を。


5、両足60分を目安にもみましょう

64の反射区をすべてもむときは、ゆっくり、しっかり、片足30分を目安にもみます。

現実的に、60分のまとまった時間が取れない時もあるかと思います。そんな時は臨機応変に。各種講座では毎日続けられるコツをお伝えしております。

 

6、基本ゾーン(腎臓、輸尿管、膀胱、尿道)から始め、基本ゾーンで終わります

排泄器官の働きを正常化させておくことが大切です。


7、クリームかオイルを使って皮膚を保護しましょう

摩擦で足の裏や指を傷めないように、クリームやオイルを使いましょう。
 

8、ふくらはぎやひざ関節、ひざ上10cmまでもしっかりもんでおきましょう

9、足全体をまんべんなくもむことが大切です

10、深くしっかりと

あまり軽めに浅くもむと、皮膚を摩擦しているだけなので、かえって角質が厚くなり、反応が鈍くなることもあります。深くしっかりもみましょう。

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